カミソリで剃った後に、炎症が起こりやすいことはすでに書きました。その中で、ニキビのような赤いぶつぶつができる場合があります。

ニキビなのかと思って、普通の皮膚薬を使って治療しようとした方もいるのではないでしょうか?

しかし、これはニキビとは限りません。毛嚢炎という症状の可能性が高いです。

髭剃りをした後には、小さな切り傷や擦り傷ができやすくなります。そこから、菌(黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌)が侵入して、炎症を起こします。これが、毛嚢炎です。

あまり気持ちのいいものではありませんが、静かにしておけば次第に治まっていきます。

一方、ニキビのほうは、毛穴が皮脂で詰まって炎症が起きた状態です。こちらのほうは、アクネ菌というものが関係しています。原因はいろいろありますが、カミソリを何度も何度も使って、肌を傷めつけ、皮脂が異常に分泌されることによる場合もあります。ただ、確率は毛嚢炎よりも低いです。

いずれにせよ、医師の判断を仰ぐことが大切です。素人では、どんな病気なのかはなかなかわかりずらいです。検査の仕方も違うので、正確な診断を受けることができます。

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